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富士浅間神社(愛知県東郷町)

(ふじ せんげん じんじゃ)

富士浅間神社は、愛知県愛知郡東郷町に位置する神社で、古くから地元住民や周辺地域の人々に親しまれてきました。延喜式神名帳には「尾張國愛智郡伊副神社」として記載されており、旧社格は村社です。浅間神社の一つであり、自然豊かな環境に囲まれています。

神域と社殿

神域は約15,000坪の広さを誇り、その中心に木花咲夜姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)を主祭神として祀っています。この神社は家庭円満、安産、子安、さらには火難消除や農業・漁業の守護神としても崇敬を集めています。また、素戔嗚尊(スサノオノミコト)、大物主命(オオモノヌシノミコト)、崇神天皇なども祀られています。

境内社と祠

境内には熊野社、伊豆社、白山社、日吉社、鹿島社、三島社、箱根社などの境内社が本殿の裏側に整然と並んでいます。また、平成3年には護国神社の祭殿が新たに建立され、地域の平和と繁栄を祈願する場所として親しまれています。

富士浅間神社の歴史

伊福神社としての起源

この神社はもともと「伊福神社」と呼ばれており、延喜式神名帳に記された「伊副神社」に比定されています。千年以上の歴史を持つ古社であり、古代から地域の人々の信仰の中心となってきました。

中世の富士山信仰と再興

中世には富士山信仰が盛んになり、祐福寺の護法神として「富士山権現」としても信仰されました。鎌倉時代には達智上人によって祐福寺奥の院として再興され、多くの参拝者が訪れるようになりました。

戦国時代の災難と復興

1560年の桶狭間の戦いの際には今川方の残党によって一時焼失するも、その後復興されました。明治時代には神祇官令により寺領の一部が神域とされ、須佐之男社や金毘羅社が合祀されました。

富士浅間神社の魅力

絶景のロケーション

富士浅間神社は尾張東部丘陵地帯の南端に位置し、奥宮からは御嶽山、中央アルプス、南アルプスを望むことができます。また、名古屋駅の高層ビルや伊吹山も見渡せる絶景ポイントとして知られています。

季節ごとの美しい景観

境内には数百株の紫陽花が植えられており、梅雨の季節には多くの観光客が訪れます。四季折々の花が参拝者を楽しませ、自然との調和が見られる神社です。

参拝とご利益

家庭円満と安産の守護神

木花咲夜姫命は安産や家庭円満を守る神様として知られ、遠方からも多くの参拝者が訪れます。また、子供の守り神としても信仰され、特に三河地方からの参拝者が絶えません。

火難消除と農業の守護

この神社は火難消除の神としても知られています。また、農業や漁業、工事の安全を祈願する場所として地元の人々に親しまれています。

富士浅間神社の行事と伝承

年間行事

富士浅間神社ではさまざまな年間行事が執り行われています。例として、新年の修正会や節分の豆まき、春分の日の彼岸会などが挙げられます。これらの行事を通じて地域とのつながりを深めています。

熱田神宮との関わり

当神社には「井戸のぞき」の伝承があり、これは熱田神宮とのつながりを示しています。このような歴史的背景が、さらに神社の価値を高めています。

まとめ

富士浅間神社はその豊かな歴史と自然に囲まれた美しいロケーションで、参拝者を魅了しています。家庭円満や安産、火難消除などのご利益を求める多くの人々が訪れるこの神社は、地域の重要な信仰の拠点です。ぜひ訪れて、その魅力を体感してみてください。

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名称
富士浅間神社(愛知県東郷町)
(ふじ せんげん じんじゃ)

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