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三河湾スカイライン

(みかわわん)

絶景を楽しむドライブコース

三河湾スカイラインは、愛知県額田郡幸田町から蒲郡市に至る、全長16.3kmの観光道路です。国道248号線の幸田町深溝から国坂峠までを結び、遠望峰山(標高436m)、五井山(標高454m)といった蒲郡市内の山々の尾根を縦走しながら、三河湾の美しい風景を一望できます。

概要

三河湾スカイラインは、三河湾沿いの蒲郡市街地北部を通る道路で、桑谷山、遠望峰山、五井山の峰に沿って走るルートを持ちます。1973年(昭和48年)に全線開通し、かつては愛知県道路公社が管理する有料道路でした。しかし、2006年(平成18年)に無料開放され、現在は「愛知県道525号蒲郡環状線」として愛知県が管理しています。

無料化に伴い、かつての有料道路時代に設置されていた駐車場(遠望峰駐車場、桑谷駐車場、山綱駐車場)は閉鎖されましたが、道路の名称「三河湾スカイライン」は愛称として現在も親しまれています。

美しい景色と観光スポット

三河湾スカイラインの魅力は、何といってもその眺望です。尾根伝いの道を走ることで、所々で三河湾の絶景を楽しむことができます。特に、蒲郡市内と三河湾が織りなす夜景は非常に美しく、ドライブスポットとしても人気があります。

春と秋の自然の彩り

沿道には桜や紅葉の美しいスポットが点在し、四季折々の風景が楽しめます。春には桜が咲き誇り、秋には紅葉に包まれた山々が訪れる人々を魅了します。特に五井山周辺の紅葉は見事で、ハイキングにも最適なエリアです。

無料開放後の状況と注意点

2006年の無料開放以降、道路の維持管理が十分に行き届かず、舗装の損傷が目立つようになりました。特に夏場は草木が道にはみ出し、台風後には落石や倒木が発生することもあります。ドライバーの方は慎重な運転を心がける必要があります。

三河湾国定公園の一部としての役割

三河湾スカイラインの一部は、蒲郡市柏原町から三谷町の三谷温泉にかけて、「三河湾国定公園」に指定されています。かつては観光路線としての役割が大きかったものの、駐車場の閉鎖や道路状況の悪化により、観光道路としての魅力は薄れつつあります。

歴史と開発の経緯

三河湾スカイラインの建設計画は、蒲郡市の形原温泉から三ヶ根山を経由して幡豆町を結ぶ「三ヶ根山スカイライン」と接続することで、観光の広域開発を進める目的で始まりました。1967年に蒲郡商工会議所が中心となり、促進期成同盟会が結成され、1968年には測量が開始されました。

1971年に一部区間が開通し、1973年10月31日に総延長17.71kmが完成。11月9日に開通式が行われました。当初の計画では「三河パークライン」として、本宮山スカイラインや鳳来寺山パークウェイなどと接続し、より大規模な観光道路ネットワークを構築する予定でしたが、この計画は実現には至りませんでした。

年表

かつての通行料金

有料道路時代の最終的な通行料金は以下の通りでした。

通行規制と注意点

三河湾スカイラインは、急カーブが多く、ほぼ全線で追い越し禁止区間が設定されています。柏原インターチェンジ付近や遠望峰駐車場周辺は転回禁止エリアとなっており、天の丸(三河ハイツ)付近では駐停車・転回が禁止されています。

また、豪雨や台風の影響で落石や土砂崩れが発生しやすいため、以下の条件に該当する際は通行規制が実施されることがあります。

アクセスと周辺スポット

三河湾スカイラインは、以下の主要道路と接続しています。

三ヶ根山スカイラインとの関係

三ヶ根山スカイラインは、国道247号の西尾市幡豆町から形原温泉(蒲郡市)に至る、全長5.1kmの有料ドライブウェイです。三ヶ根山(標高326m)の尾根沿いに伸びるこの道路には、三ヶ根観音、比島観音、殉国七士の墓などの観光スポットが点在し、展望台からの眺めは絶景です。

沿道の花々

三河湾スカイライン・三ヶ根山スカイライン沿線には、季節ごとに美しい花々が咲き誇ります。

まとめ

三河湾スカイラインは、三河湾の絶景を楽しめる人気のドライブコースです。無料開放後は管理状態が悪化しているものの、春の桜や秋の紅葉など、四季折々の美しい風景が広がります。ドライブやハイキングを楽しむ際には、道路状況や天候に十分注意し、安全な旅を心がけましょう。

Information

名称
三河湾スカイライン
(みかわわん)

岡崎・豊田・奥三河

愛知県