ジブリパークは、愛知県長久手市にある「愛・地球博記念公園」内に、2022年11月1日に開園したテーマパークです。このパークは「スタジオジブリ」の映画作品をモチーフにしており、映画の世界観を体験できる展示や施設が点在しています。
ジブリパークには、『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』、『ハウルの動く城』などのジブリ作品をモチーフにした5つのテーマエリアがあります。総整備面積は7.1ヘクタールで、愛・地球博記念公園全体の約3.7%を占めています。
パーク内には「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」などのエリアが2022年に開業し、その後「もののけの里」「魔女の谷」が2023年と2024年に順次オープンしました。
かつての温水プールを改装したエリアで、「空飛ぶ巨大な船」や「天空の城ラピュタ」の庭園、「ネコバス」などが設置されています。また、「オリヲン座」というシアターではジブリ作品が上映されます。
『耳をすませば』の骨董品店「地球屋」や『猫の恩返し』の「猫の事務所」を再現したエリアです。
『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」を中心としたエリアで、裏山には木製の遊具や「どんどこ堂」が設置されています。
『もののけ姫』をモチーフとしたエリアで、「タタラ場」や乙事主を模した滑り台があります。
『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』をテーマにしたエリアで、実物大の「ハウルの動く城」が見どころです。また、「グーチョキパン屋」や「オキノ邸」も再現されています。
ジブリパークの計画は、2015年に開催された「第32回全国都市緑化フェア」での特別展示「ジブリの大博覧会」がきっかけとなりました。この展示を受けて、愛知県知事である大村秀章氏がジブリ側に施設建設を提案し、7~8回にわたる交渉の末、構想が実現しました。
2019年、愛知県、ジブリ社、中日新聞社の3者が協力し、運営会社「株式会社ジブリパーク」が設立されました。同年11月、建設が正式にスタートし、2020年7月には起工式が行われました。
ジブリパーク専用の駐車場は設けられておらず、主なアクセス手段として「愛・地球博記念公園駅」(リニモ)が利用されています。公園内の一般駐車場もありますが、駐車台数に制限があるため公共交通機関の利用が推奨されています。
ジブリパークは今後も新たな施設やイベントを通じて、訪れる人々にジブリ作品の魅力を伝え続けていく予定です。愛知県全体の観光活性化にも貢献しており、年間480億円の経済波及効果が期待されています。