西福寺は、愛知県刈谷市一ツ木町にある曹洞宗の寺院です。山号は「大仙山」、本尊は阿弥陀如来を祀っています。また、西福寺は知立市の遍照院(第一番札所)、刈谷市の密蔵院(第三番札所)とともに三河三弘法の第二番札所として知られ、多くの参詣者が訪れる歴史あるお寺です。
西福寺の正確な創建時期は不明ですが、古くからこの地で信仰を集めてきました。
弘仁13年(822年)、弘法大師(空海)が富士権現への参詣の帰途に重原の里(現在の刈谷市付近)を訪れたとされ、これが「参弘法伝説」として伝えられています。この伝説は、三河三弘法の信仰の基盤となるものです。
西福寺の境内には、1909年(明治42年)に堂宮大工の小野田又蔵によって弘法堂が建立されました。この堂は、三河地方における弘法大師信仰の象徴ともなっています。
西福寺の本堂には、本尊である阿弥陀如来が安置されています。静かな雰囲気の中で、訪れる人々が手を合わせ、心静かに祈りを捧げる場所です。
1909年に建立された弘法堂は、西福寺の境内で特に重要な建造物の一つです。堂内には「見送り大師」と呼ばれる弘法大師の像が祀られており、多くの参拝者が訪れます。
境内には、美しい六角形の形状をした観音堂(六角堂)があります。この堂内には観音菩薩が祀られ、訪れる人々の心を癒してくれます。
庫裏は、僧侶が生活し、お寺の管理を行う場所です。寺院の運営において重要な役割を果たしています。
境内には、弘法大師像が建立されており、弘法大師信仰の厚さがうかがえます。
また、境内には仏足跡(ぶっそくせき)もあり、仏の足跡をかたどった石が安置されています。仏の歩んだ道を偲び、信仰を深める場となっています。
西福寺は、知立市の遍照院(第一番札所)、刈谷市の密蔵院(第三番札所)とともに三河三弘法の第二番札所とされています。この三寺を巡ることで弘法大師のご利益を受けることができるとされ、多くの参拝者が訪れます。
西福寺は三河新四国霊場の第二番札所でもあります。
三河新四国霊場は、三河地方における四国八十八ヶ所霊場を模した巡礼地で、三河三弘法とは一部異なる札所構成となっています。
弘法大師の命日には、これらの札所には特に多くの参詣者が訪れ、にぎわいを見せます。
愛知県刈谷市一ツ木町5-31-2
名鉄名古屋本線「一ツ木駅」から徒歩約3分と、非常にアクセスの良い立地です。
西福寺は、曹洞宗の寺院として阿弥陀如来を本尊に祀り、弘法大師信仰の厚い三河地方において三河三弘法の第二番札所として多くの参拝者を迎えています。境内には弘法堂や観音堂(六角堂)など、見どころが多く、静かで厳かな雰囲気の中で心を落ち着けることができます。
また、三河新四国霊場の札所としても位置づけられ、札所巡りの大切な一寺となっています。
交通アクセスも良好で、名鉄「一ツ木駅」から徒歩3分という利便性の高さも魅力の一つです。歴史と信仰が息づく西福寺にぜひ足を運び、心安らぐ時間をお過ごしください。