マスプロ美術館は、愛知県日進市にあるマスプロ電工の企業博物館として、1975年に開館しました。この美術館は、マスプロ電工の創業者である端山孝氏が収集した美術品を中心に展示しています。
1975年3月に初めて開館し、2002年にはマスプロ電工の新社屋の竣工に伴い本社2階にリニューアルオープンしました。併設された企業博物館「MASPROミュージアム」では、マスプロ電工の歴史や技術を紹介しています。
館内は「陶磁器コーナー」と「浮世絵コーナー」の2つに分かれています。
瀬戸や美濃の古陶磁、有田の古磁器など約80点を展示しています。中でも青磁の「輪花茶碗『馬蝗絆』」や「四ツ目垣門絵茶碗 銘『夕陽』(美濃焼)」などが注目されています。
文明開化期や江戸時代の浮世絵約2,000点を収蔵し、常時約600点を展示しています。特に、東洲斎写楽の「中山富三郎の宮城野」や鈴木春信の「六玉川・井出の玉川」などが見どころです。
2020年10月30日に展示品を一新し、リニューアルオープンしました。また、公式サイトではVRマップが公開され、オンラインでも展示を楽しむことができます。
横浜開化絵は、文明開化期の外国文化や風景を描いた浮世絵です。横浜港の開港によって、外国人や洋風建築が描かれ、横浜みやげとして大人気となりました。
明治期に登場した東京開化絵では、銀座通りの電気灯や蒸気車など、文明開化の象徴的な光景が描かれました。これらの浮世絵は、当時の世相を伝える貴重な資料となっています。
歌川貞秀や月岡芳年などの浮世絵師が日本各地の名所や祭りを描いた作品です。中には、富岡製糸場や大津波の被害を描いた作品もあります。
鈴木春信や喜多川歌麿が描いた美人画は、江戸時代の美の基準を表現しています。特に、歌舞伎役者絵で知られる東洲斎写楽の作品は、雲母摺りが施されており独特の輝きを放っています。
マスプロ美術館へのアクセスは以下の通りです: