日進市は、愛知県中部に位置する市で、尾張地方の東端にあり、三河地方とも接しています。市の西側は名古屋市(天白区と名東区)、東側はみよし市や豊田市に隣接しています。
日進市は、多くの大学や高校、研究開発機関が集まる田園学園都市として知られています。1978年に名古屋市営地下鉄鶴舞線、1979年に名鉄豊田線が開通したことをきっかけに、急速に都市化が進みました。また、土地区画整理事業や宅地開発により人口が急増し、国勢調査では全国の市で2位の人口増加率(2000年から2005年で12.0%)を記録しています。
日進市には魅力的な観光スポットが豊富にあります。
岩崎御嶽山や菊水の滝は自然を満喫できる場所であり、竹の山(標高133.9m)からは美しい眺望が楽しめます。
また、愛知池や愛知牧場では、自然と触れ合う体験ができます。
マスプロ美術館や岩崎城歴史記念館は、日進市の歴史と文化を知るうえで重要な施設です。
さらに、名古屋市市電・地下鉄保存館「レトロでんしゃ館」では、懐かしい電車の展示を見ることができます。
日進市には岩崎城や梅森古城跡といった歴史的な城郭が残っています。これらの遺構は、地域の歴史を知るうえで非常に重要なスポットです。
日進市には数多くの寺院があります。
妙仙寺は岩崎城主丹羽氏の菩提寺であり、門前には結界石が見られます。
また、観音寺、慈眼寺、碩善寺、大應寺なども地域の信仰を支えてきた歴史ある寺院です。
さらに、龍淵寺では樹齢約400年の椎の木(ツブラジイ)が見られ、寺創建時の歴史を感じることができます。
日進市には多くの神社が点在しています。
白山宮では寛文13年(1673年)に建立された石鳥居を見ることができ、神社の長い歴史を感じさせます。
また、八剣社や岩崎御嶽社なども地域の人々に親しまれています。
日進変電所・防空壕など、戦時中の歴史を物語る史跡も数多く残されています。これらの史跡は、地域の戦争体験を学ぶ貴重な資料となっています。
旧市川家住宅主屋は、国の登録有形文化財として指定されています。この建物は、歴史的価値が高く、地域の文化を伝える重要な存在です。
妙仙寺山門・臥龍の松や白山第1号墳(白山宮境内)など、日進市には数多くの市指定文化財があります。
天地社旧本殿(天地社境内)や岩藤天王祭の山車(岩藤公民館内)もその一つで、歴史的な意義が深いものです。
また、香久山古窯(すずかぜ公園内)や聖人塚など、考古学的な価値のある遺跡も見逃せません。
日進市では年間を通じて多くの祭事や行事が開催されます。
例えば、岩崎川桜まつり(3~4月)や岩崎城春まつり(4月)は春の訪れを感じることができるイベントです。
夏には岩藤天王祭(7月)、秋にはにっしん夢まつり・夢花火(9月)など、季節ごとに楽しめる行事が盛りだくさんです。
磨砂は日進市の特産品として知られています。地元で生産されるこの品は、多くの人々に親しまれています。
日進市は、名古屋市の東に広がる東部丘陵地に位置し、市の中央を天白川が東西に流れています。
その他、天白川の支流である豊田川、高上川、細口川などが市内に流れています。また、小規模な普通河川も多数存在します。
市内には以下のような池があります。
日進市の現在の区域は、1906年(明治39年)に愛知郡香久山村、白山村、岩崎村が合併して誕生した愛知郡日進村が起源です。「日進」という名前は、帝国軍艦「日進」の進水式に由来するとされています。
日進市内には、名古屋市交通局の鶴舞線と名古屋鉄道の豊田線が通っています。主要な駅としては、赤池駅、日進駅、米野木駅があり、名古屋市方面や豊田市方面への通勤・通学に便利です。
市内には、名鉄バスや市内巡回バス「くるりんばす」が運行しており、市民の移動手段として利用されています。
高速道路については、市内にインターチェンジはありませんが、最寄りのインターチェンジとして名古屋ICや東名三好ICなどがあります。
学園都市としての発展を遂げながらも、自然豊かな地形や文化財が魅力の街として、多くの人々に親しまれています。