長久手市郷土資料室は、愛知県長久手市にある博物館施設です。この資料室では、地域の歴史や文化を後世に伝える貴重な資料が多数展示されています。
1985年(昭和60年)、小牧・長久手の戦いから400年を記念し、長久手古戦場の一角にある古戦場公園内に「長久手町郷土資料室」として開館しました。2012年(平成24年)の市政施行に伴い、現在の名称に変更されています。
1階には、長久手合戦に関する資料や地形模型、合戦図屏風のレプリカが展示されています。2階には、市内で発掘された遺跡の出土品、地元の祭礼に関する文献、棒の手などの民俗資料が並んでいます。
2005年の愛知万博サテライト会場であった「ながくて広場」に展示されていたワーテルローの戦いを描いたガラスアートも、この資料室に移設され、特別展示されています。
この施設には弓道場が併設されています。元々は勤労者福祉施設として整備されましたが、2002年度に長久手町へ譲渡されました。現在では、市民や観光客が歴史と文化を学び、体験する場として活用されています。
郷土資料室では、さまざまな甲冑が展示されています。
畳具足と畳兜: 折り畳んで携帯しやすい甲冑で、戦場での機動力を重視した武士たちに愛用されました。
切付紺絲威二枚胴具足: 安土桃山時代から江戸時代にかけて高級具足として使用されたものです。
火縄銃や棒火矢など、当時の武器も数多く展示されています。これらは戦国時代の戦術や技術を知る貴重な資料です。
地元で使用されていた生活道具や祭礼に関する資料も展示されています。これにより、当時の人々の生活や文化を具体的に感じ取ることができます。
長久手市郷土資料室は、歴史や文化を学ぶだけでなく、地域の魅力を再発見できる場所です。観光の際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。