白山宮は愛知県日進市本郷町に位置する神社で、標高78メートルの小高い山の上に鎮座しています。その創建時期は明確ではありませんが、境内および周辺に古墳が確認されていることから、古墳時代またはそれ以前に遡ると考えられています。白山宮に関する最も古い記録は、永正元年(1504年)のものとされています。
この神社は、江戸時代以前から「白山社」「白山神社」「白山宮」「白山権現」などと呼ばれていましたが、明治に入ると「白山社」と定められました。その後1943年に「白山神社」、1966年に現在の「白山宮」と改称されました。
1872年(明治5年)に郷社に列格された白山宮は、1967年から始まった昭和の大造営によって境内が整備され、1969年に神社等級5級に指定されました。また、1996年には平成の大造営によって現在の社殿が再建されました。白山宮は日進市内で唯一、神職が常駐する神社としても知られています。
白山宮の主祭神は以下の3柱です:
さらに、以下の神々も祀られています:
白山宮の境内には多数の摂末社があり、それぞれ特色ある神々が祀られています:
祭神は足名椎神で、本殿の西隣に位置します。かつては旅人の道中安全を祈願する社でした。現在では、サッカー日本代表公式エンブレムが入った絵馬やお守りも授与されています。
猿投神社から勧請された神社で、祭神は大碓命です。
白山宮の境内には、古墳時代後期(6世紀頃)に築造されたとされる白山第1号墳があります。この円墳は直径約14メートルで、境内南側の斜面に位置しています。発掘調査では、金環や鉄製の直刀、装飾須恵器などが出土しており、1981年には日進市の文化財に指定されました。
名鉄バスまたは日進市くるりんばすの「白山」停留所で下車し、徒歩約2分です。また、名鉄バス「岩崎御岳口」停留所からは徒歩約10分の距離にあります。
東名高速道路「名古屋IC」から南方面に進み、所定の案内に従ってアクセスしてください。駐車場も完備されています。
白山宮はその歴史的背景や豊かな自然環境、数多くの摂末社によって、多くの参拝者や観光客を魅了しています。特に歴史や文化に触れたい方にはおすすめのスポットです。ぜひ一度足を運び、その魅力を実際に体感してみてください。