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五色園

(ごしきえん)

日本で唯一の宗教公園

五色園は、愛知県日進市岩藤町に位置する日本で唯一の宗教公園です。公園内には浄土真宗系単立寺院の 大安寺(山号:五色山)があり、宗教的意義を深く感じさせる場所として知られています。

五色園の歴史と概要

設立の背景

1934年(昭和9年)、森夢幻(後の大安寺初代管主)が尾張丘陵内の広大な敷地を購入し、多くの支援者の助力を得て整備を進めました。 1973年(昭和48年)6月には「宗教法人 五色山 大安寺」として認可され、宗教公園としての歴史を歩み始めました。

名称の由来

「五色園」の名は、園内に植えられた松、竹、梅、桜、紅葉の5種類の樹木の色彩に由来します。これにより、訪れる人々は四季折々の自然美を堪能できます。

特徴的な塑像

園内には、コンクリート像作家として知られる浅野祥雲による塑像が多数展示されています。これらの像は、親鸞や法然の教えや生涯を視覚的に表現しており、訪れる人々に深い感動を与えます。浅野の作品はそのリアルさ、ユーモラスさ、そして独特の表情で一度見たら忘れられないインパクトを持っています。

主な見どころ

大安寺本堂

五色園の中心には、壮大な「大安寺本堂」がそびえ立っています。この本堂は宗教的な静寂と威厳を兼ね備え、参拝者に心の平安をもたらします。

森夢幻の像

五色園の設立者である森夢幻の像も園内に立っています。この像は彼の偉業を称えるために建立され、多くの人々にその歴史を伝えています。

宿坊と寺務所

宿坊や寺務所は、五色園を訪れる参拝者がゆったりと過ごせる施設です。静かで落ち着いた環境の中で、心身をリフレッシュできます。

四季折々の魅力

春の桜

五色園は桜の名所としても有名で、4月上旬には約3,000本の桜が咲き誇り、園内を美しい薄紅色に染めます。特に春先には、満開の桜が訪れる人々の目を楽しませる景観が広がります。

浅野祥雲の功績

浅野祥雲について

浅野祥雲(1891年 - 1978年)は、日本のコンクリート像作家として知られています。岐阜県出身で、父の仕事を引き継いで土人形の製作を始めましたが、大きな作品を作るためにコンクリートを用いることを思いつきました。その後、名古屋を拠点に数々の独創的な作品を生み出しました。

五色園における作品群

五色園には、浅野祥雲の代表作ともいえる塑像が多数配置されています。これらは親鸞や法然の教えを伝えるだけでなく、訪れる人々に独特の美術的魅力を提供しています。

作品保存への取り組み

2009年には、五色園で「浅野祥雲作品再生プロジェクト」が開始され、作品の修復や保全が行われています。これにより、未来の世代にも浅野の芸術を伝えることが可能となりました。

アクセス情報

公共交通機関でのアクセス

地下鉄東山線「名古屋」駅から「星ケ丘」駅で下車し、名鉄バスに乗り換えて「五色園」バス停で下車します。

車でのアクセス

東名高速道路「名古屋IC」を東方面へ進み、長久手市古戦場南交差点を右折。その後、3つ目の信号を右折し、五色園入口信号を左折して約1.2km先の左手に到着します。

まとめ

五色園は、宗教的な教えを学びながら、美しい自然と芸術を堪能できる特別な場所です。訪れることで、歴史と文化、そして浅野祥雲の独特な世界観に触れることができるでしょう。観光や参拝にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
五色園
(ごしきえん)

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