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刈谷パーキングエリア

(Kariya PA)

多彩な魅力を備えたハイウェイオアシス

愛知県刈谷市に位置する刈谷パーキングエリア(刈谷PA)は、伊勢湾岸自動車道沿いに設けられた充実した設備を誇るパーキングエリアです。一般的なPAとは一線を画し、観覧車や温泉、地元特産品の直売所などが揃う「ハイウェイオアシス」として、高速道路利用者だけでなく、一般道からの来場者にも親しまれています。

年間900万人以上が訪れる人気施設

2009年度には年間約830万人、2016年度には905万人以上が訪れ、日本国内の観光地としてもトップクラスの集客を誇ります。この来場者数は、東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に次ぐ規模であり、東海エリアではナガシマリゾートに匹敵する人気を誇ります。

立地とアクセス

伊勢湾岸自動車道の利便性

刈谷PAは、伊勢湾岸自動車道の豊田南インターチェンジ(IC)豊明ICの間に位置し、豊田市と刈谷市の市境付近にあります。特徴的なのは、上下線が同じ施設を利用できる「片側集約型PA」となっている点です。

スマートインターチェンジ併設

さらに、刈谷PAにはスマートインターチェンジが併設されており、高速道路を利用する車両だけでなく、一般道(愛知県道56号名古屋岡崎線)からのアクセスも可能です。これにより、高速道路利用者のみならず、地元住民や観光客も気軽に訪れることができます。

ハイウェイオアシスの充実した施設

フードコートと地元グルメ

刈谷PA内には、地元名産を味わえるフードコートやレストランが揃っており、愛知県の名物である味噌カツや手羽先、海鮮丼などが楽しめます。特に、新鮮な海の幸を提供する店舗は人気が高く、多くの来場者で賑わいます。

温泉施設「かきつばたの湯」

長旅の疲れを癒すことができる温泉施設「天然温泉かきつばた」も併設されています。広々とした露天風呂やサウナ、岩盤浴が完備されており、ドライバーだけでなく、地元の方々にも人気です。

観覧車と岩ヶ池公園

刈谷PAのシンボルともいえる観覧車は、夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を演出します。また、隣接する岩ヶ池公園には、大型遊具やミニ汽車「かも・かもポッポー」があり、家族連れに大変人気です。

産直市場「おあしすファーム」

施設内には、地元農家から直接仕入れた新鮮な野菜や果物、魚介類を販売する「産直市場おあしすファーム」があります。スーパーと比較しても手頃な価格で提供されており、近隣住民も日常的に利用しています。

「刈谷モデル」と呼ばれるビジネス戦略

刈谷PAの魅力の一つは、低価格で楽しめるエンターテインメント施設の存在です。アトラクションの利用料金は1回50円〜100円と、他の遊園地では考えられないほどリーズナブルな設定になっています。この低価格路線は「刈谷モデル」と呼ばれ、全国のサービスエリア業界から注目を集めています。

コンセプトと設計

「街づくり」の思想

刈谷PAの設計には、「街並み感」を重視したコンセプトが採用されています。施設を単なる休憩所ではなく、一つの「街」として設計し、プロムナード(遊歩道)にはケヤキ並木が整備されています。この工夫により、来場者が歩いて楽しめる空間が作り出されています。

デラックストイレの設計

刈谷PAの「デラックストイレ」は、従来のPAのトイレの概念を覆す豪華なデザインが特徴です。特に女性用トイレにはカーペットが敷かれ、ソファが設置されるなど、快適性を追求した設計となっています。

環境への配慮と緑化

施設の随所に緑化が施されており、プロムナードにはケヤキ並木が整備されています。また、駐車場のアイランド部分には、元々この地に生えていたクスノキやカシ、クヌギなどの樹木が移植され、自然環境への配慮がなされています。

刈谷パーキングエリアの歴史

開発の背景

もともと伊勢湾岸自動車道にはPAの設置計画がありませんでした。しかし、刈谷市は高速道路が単なる通過路となることを懸念し、日本道路公団や建設省と協議を重ね、地域の活性化を目的とした「ハイウェイオアシス構想」を提案しました。

開業までの経緯

まとめ

刈谷パーキングエリアは、単なる休憩所ではなく、地元住民や観光客にとっても魅力的な施設が揃う総合的なレジャースポットとなっています。観覧車や温泉、産直市場など多彩な施設が揃い、訪れる人々に快適な時間を提供します。今後もさらなる進化が期待される、全国でも注目のハイウェイオアシスです。

Information

名称
刈谷パーキングエリア
(Kariya PA)

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