半田市立博物館は、愛知県半田市の「半田地域文化広場」内にある博物館です。1984年(昭和59年)10月1日に開館し、同日に半田市立図書館も現在の場所へ移転し、博物館との複合施設として運営されています。地域の歴史や文化、自然について学べる場として、市民や観光客に親しまれています。
半田市立博物館では、知多半島の自然・考古・歴史・民俗資料を幅広く展示しています。特に、半田地域の特産品である「酢」の醸造に関する展示が充実しており、国指定重要有形民俗文化財である「半田の酢醸造用具」を見ることができます。また、半田市内に現存する31台の山車のうち1台を順番に展示しており、地域ならではの文化を間近で体感できるのが特徴です。
博物館の見どころの一つが、実物の山車展示です。山車は約4ヶ月ごとに交替しながら展示され、訪れるたびに異なる山車を楽しむことができます。また、からくり人形の操作体験も可能で、伝統文化に触れる貴重な機会となっています。
構造:鉄筋コンクリート2階建(塔屋1階)
常設展示室:3部屋
特別展示室:あり
導入展示室:半田の歴史と文化財
開館時間:10:00 - 18:00
休館日:月曜日(祝日は開館し、翌平日休館)、年末年始
入館料:無料
半田市立博物館では、江戸時代から明治時代にかけて使われていた「酢醸造用具」を展示しています。これは、機械化される以前に中埜酢店(現在のミツカンホールディングス)で使用されていた道具類で、以下のような特徴があります。
これらの貴重な資料は、1984年(昭和59年)9月に中埜酢店から半田市に寄贈され、2016年(平成28年)3月2日に国の重要有形民俗文化財に指定されました。
半田市立博物館は、知多半島の歴史や文化を学べる貴重な施設です。特に、酢醸造に関する展示や山車の実物展示は、半田市ならではの特色を感じられるポイントです。入館料が無料で気軽に訪れることができるため、歴史や伝統文化に興味のある方におすすめの観光スポットです。