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亀崎潮干祭

(かめざき しおひまつり)

亀崎潮干祭は、愛知県半田市亀崎町にある神前神社の祭礼で、毎年5月3日・4日に開催されます。 この祭りの中で行われる「亀崎潮干祭の山車行事」は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、さらに「山・鉾・屋台行事」の構成遺産としてユネスコ無形文化遺産にも登録されています。 歴史と伝統を誇るこの祭りは、国内外から多くの観光客を魅了し、今なお地域の誇りとして受け継がれています。

亀崎潮干祭の歴史

神前神社と祭礼の起源

伝承によると、この祭礼は室町時代の応仁・文明年間(1467~1487年)に、亀崎に来た武家の発案により始まったとされています。 当初は荷車に笹を立てて幕を張ったものを神官の指示で曳き回したのが起源とされており、その後、時代の変遷とともに新たな山車が造られ、18世紀には現在のような知多型(半田型)の山車として確立されました。

近代の変遷と文化財指定

ユネスコ登録以降は、祭りの知名度がさらに高まり、毎年10万人近い観光客が訪れる一大イベントとなっています。

亀崎潮干祭の山車

祭りの主役である5台の山車は、それぞれ独自の特徴を持ち、精巧なからくり人形が施されています。 山車の巡行とともに繰り広げられるからくり人形の演舞は、祭りの最大の見どころの一つです。

宮本車(東組)

青龍車(石橋組)

力神車(中切組)

神楽車(田中組)

花王車(西組)

亀崎の町と潮干祭の未来

かつて栄えた港町

亀崎は愛知県半田市の北部に位置し、知多半島の付け根にある岬のような地形の町です。 かつては「神嵜」とも呼ばれ、江戸時代には酒造業と海運で栄えた活気あふれる港町でした。 また、大正時代には月の名所として知られ、大正天皇の即位を祝う大嘗祭では、亀崎の月を詠んだ和歌と屏風絵が献上されるほどでした。

再び活気を取り戻す亀崎

しかし、近代に入り、潮干祭の時期を除いて町は静まり返るようになりました。 そんな中、祭りが国の重要無形民俗文化財に指定され、さらにユネスコ無形文化遺産へ登録されたことを契機に、亀崎は再び活気を取り戻しつつあります。 現在では、祭りの伝統を守りながら、より多くの人々にその魅力を伝える取り組みが進められています。

亀崎潮干祭へのアクセスと見どころ

アクセス

見どころ

亀崎潮干祭は、歴史と文化が息づく壮大な祭りです。ぜひ一度、その迫力と美しさを体感しに訪れてみてください。

Information

名称
亀崎潮干祭
(かめざき しおひまつり)

知多半島・常滑

愛知県