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かみや美術館

(Kamiya Art Museum)

日本近代美術と新美南吉の世界

かみや美術館は、愛知県半田市にある美術館で、日本近代美術の名作を展示するとともに、童話作家・新美南吉のゆかりの家を保存・公開しています。1983年(昭和58年)、弁護士であり美術収集家の神谷幸之氏が、長年にわたって収集した美術品を寄付し、財団法人かみや美術館が設立されました。

美術館は二つの施設に分かれており、本館では北川民次をはじめとする日本近代洋画家の作品を中心に展示、分館として「南吉の家」が公開されています。「南吉の家」は、新美南吉が幼少期に養子として過ごした家であり、彼の文学的背景を知ることができる貴重な場所です。

本館「かみや美術館」

展示内容

油絵

北川民次を中心に、村山槐多、熊谷守一、長谷川利行、須田国太郎など、日本の著名な油絵作家の作品を所蔵しています。

版画

北川民次、飯野農夫也、浜田知明、池田満寿夫などの日本の版画作家に加え、マックス・エルンスト、ミロ、ブラックといった海外の著名作家の作品も展示されています。

水墨画

北川民次の水墨画作品を約60点所蔵し、その独特の筆致を楽しむことができます。

大津絵

鬼の念仏」「藤娘」「鍾馗」「奴鼓」「雨宝童子」など、約30点の大津絵が展示されています。

書画

李鴻章の書(掛け軸全12巻)など、歴史的に価値のある書画を所蔵しています。

彫刻

加藤昭男、川井一彦らによる彫刻作品を展示しています。

分館「南吉の家」

南吉の家とは?

「南吉の家」は、新美南吉が幼少期に養子として数か月間を過ごした家であり、彼の文学的背景を知ることができる貴重な文化財です。所在地は、愛知県半田市平和町7丁目60番地にあります。

家屋本体

草ぶきの屋根を持つ、昔ながらの日本家屋です。家の奥の襖には、飯野農夫也作「ひらがな幻想」の版画が描かれています。

土蔵

土蔵には、新美南吉が投稿した雑誌『赤い鳥』全163冊が収蔵されています。また、加藤昭男作の胸像、正田譲作の油絵など、多くの美術品も展示されています。

南吉の家と生家の違い

「南吉の家」は、新美南吉が幼少期に養子として過ごした家であり、彼の生家ではありません。新美南吉の生家は、半田市内に別に存在していますので、訪れる際には違いにご注意ください。

入館情報

入館料

大人・小・中・高校生300円(2012年1月改定)

開館時間・休館日

※最新の情報は、公式サイトや現地でご確認ください。

交通アクセス

本館「かみや美術館」へのアクセス

車でのアクセス

知多半島道路「阿久比IC」より車で約5分

公共交通機関を利用する場合

・名鉄河和線「知多半田駅」から知多バスに乗り換え「日本福祉大学(半田キャンパス)」停下車、徒歩約15分
・JR武豊線「亀崎駅」から、半田市公共交通バス「ごんくる(亀崎・有脇線)」に乗り換え「緑ヶ丘9丁目」停下車、徒歩7分
・JR武豊線「亀崎駅」から徒歩約30分

分館「南吉の家」へのアクセス

車でのアクセス

知多半島道路「半田中央IC」より車で約5分

公共交通機関を利用する場合

・名鉄河和線「知多半田駅」から、半田市公共交通バス「ごんくる(半田中央線)」に乗り換え「岩滑西町」下車、徒歩約15分
・名鉄河和線「半田口駅」から徒歩約35分

まとめ

かみや美術館は、日本近代美術の名作を鑑賞できるだけでなく、新美南吉のゆかりの地を訪れることができる貴重な施設です。芸術と文学の両方を楽しめる場所として、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
かみや美術館
(Kamiya Art Museum)

知多半島・常滑

愛知県