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新美南吉 記念館

(にいみ なんきち きねんかん)

新美南吉記念館は、愛知県半田市にある児童文学作家・新美南吉を記念した文学館です。彼の代表作『ごん狐』の舞台とされる中山地区に位置し、南吉の生涯や作品に触れることができる施設として、多くの人々に親しまれています。

展示内容

館内の展示室では、南吉の自筆原稿、著書、日記、手紙などが展示されており、彼の創作の過程や人物像を知ることができます。また、彼の代表作6作品を再現したジオラマ模型も展示されており、物語の世界を視覚的に楽しむことができます。

図書閲覧室

図書閲覧室には、南吉の作品全集や絵本、研究書、郷土資料などが収蔵されており、訪問者は自由に閲覧することが可能です。南吉の作品に関する深い知識を得られる貴重な空間となっています。

ビデオシアター

館内にはビデオシアターがあり、『ごん狐』や『手袋を買いに』などの映像作品が月替わりで上映されています。これにより、南吉の物語をより深く理解することができます。

童話の森

記念館に隣接する「童話の森」は、自然の中で南吉の世界を感じられる場所です。森の中には遊歩道が整備されており、せせらぎの小径、あじさいの道、花のき広場、兵十橋などが点在しています。散策しながら、四季折々の自然の美しさを楽しむことができます。

記念館の概要

新美南吉記念館は、1994年(平成6年)6月に半田市によって開設されました。これは南吉の生誕80周年・没後50周年を記念するものであり、彼の文学的功績を後世に伝えるために建設されました。

建築の特徴

記念館の建物は、全国規模の設計コンペによって選ばれたものであり、当時としては最多の421点の応募がありました。その中から、新家吉宏、岡村雅弘、石田純治の3名が共同で受賞し、彼らの設計による建物は、1994年度の第2回愛知まちなみ建築賞を受賞しました。館内は落ち着いた雰囲気で、訪れる人々が南吉の世界観を感じられるよう工夫されています。

記念館の歴史

新美南吉について

新美 南吉(にいみ なんきち、1913年(大正2年)7月30日 - 1943年(昭和18年)3月22日)は、日本の児童文学作家です。本名は新美 正八(旧姓:渡邊)であり、愛知県半田市の出身です。

代表作とその影響

南吉は、雑誌『赤い鳥』に作品を掲載するなどして活躍しました。特に『ごん狐』(1932年)は広く知られており、小学校の国語教科書にも採用され続けています。また、『手袋を買いに』や『おじいさんのランプ』などの作品も多くの人々に親しまれています。

短い生涯

南吉は結核を患い、29歳という若さでこの世を去りました。生前は多くの作品を残すことはできませんでしたが、彼の作品は今日でも多くの人々に読まれ続けています。特に『ごん狐』は、アニメーション化や学芸会の演目になるなど、今なお影響力を持っています。

半田市との関係

南吉の出身地である半田市では、彼の功績を称え、新美南吉記念館のほか、生家や作品ゆかりの地を巡るウォーキングコースが整備されています。2013年の生誕100周年には、記念事業が多数実施されました。

利用案内

開館時間

9:30 - 17:30

休館日

毎週月曜日、毎月第2火曜日(祝日・振替休日の場合は翌日休館)、年末年始

入館料

一般:210円(中学生以下無料)

アクセス

電車・バス

Information

名称
新美南吉 記念館
(にいみ なんきち きねんかん)

知多半島・常滑

愛知県