新舞子マリンパークは、愛知県知多市緑浜町に位置する、人工島を活用して整備された海辺の総合公園です。名古屋市内からのアクセスが良好で、「名古屋から一番近い海辺の公園」として、地元の人々はもちろん、県内外から多くの来園者に親しまれています。
新舞子マリンパークは、港湾区域の環境整備を目的として、名古屋港南5区埋立地の一部を活用し、1997年(平成9年)4月29日に開園しました。開園当初から、気軽に海と親しめるレジャースポットとして注目を集め、現在では知多市を代表する観光地の一つとなっています。
また、公園一帯は2010年(平成22年)に「みなとオアシス」に登録されており、新舞子マリンパークはみなとオアシスちた新舞子の中核施設として、地域のにぎわい創出にも大きな役割を果たしています。
園内最大の見どころが、人工海浜「ブルーサンビーチ」です。長崎県壱岐島から運ばれた美しい砂が、全長約400メートルにわたって敷き詰められており、遠浅で波も穏やかなため、小さな子ども連れの家族でも安心して楽しむことができます。
毎年6月中旬から8月下旬にかけては海水浴場として開放され、夏には多くの海水浴客でにぎわいます。売店や無料休憩所も整備されており、ゆったりと一日を過ごせる環境が整っています。
2002年(平成14年)には、人工海浜としては珍しいアカウミガメの産卵が確認されました。この出来事を記念し、園内にはウミガメのモニュメントも設置されており、自然との共生を象徴する存在となっています。
海を背景に広がる芝生広場やファミリースポーツ広場では、キャッチボールやフリスビー、ピクニックなど、思い思いの過ごし方が楽しめます。天然芝が敷かれているため、転倒時の衝撃も少なく、家族連れに特に人気です。
全長約740メートルの魚釣り施設は、無料で利用できる点も魅力です。転落防止柵や照明設備が整備されており、初心者や子どもでも安心して釣りを体験できます。季節ごとにアジやサッパ、カサゴ、クロダイなど、さまざまな魚が釣れることでも知られています。
愛犬家にうれしい無料ドッグランも整備されています。大型犬用(約1,030㎡)と小型犬用(約270㎡)のエリアに分かれており、海を望む開放的な空間で、のびのびと遊ばせることができます。
潮風を感じながら楽しめるバーベキュー場では、食材持ち込みはもちろん、事前予約による手ぶらプランも用意されています。準備や後片付けの負担が少なく、家族や友人同士で気軽にアウトドア気分を満喫できます。
新舞子マリンパークでは、環境と共生する公園づくりにも力を入れてきました。2004年からは園内管理施設の電力供給を目的として、風力発電機が設置され、公園のシンボルとして親しまれてきました。
老朽化に伴い、現在は発電を停止し撤去が予定されていますが、これまで環境意識を高める存在として、多くの来園者に印象を残してきました。
新舞子マリンパークは、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。春は心地よい海風の中で散策やピクニックを、夏は海水浴やイベントで活気あふれる時間を、秋は夕日と釣りを楽しみ、冬は静かな海辺を眺めながらゆったりと散歩を楽しむことができます。
背景には大型船の航行や、中部国際空港へ離着陸する飛行機を望むことができ、さらに西方には鈴鹿山系へ沈む夕日が広がるなど、景観にも恵まれた立地です。
名鉄常滑線新舞子駅から徒歩約10分。駅西側の「ファインブリッジ」を渡ると、公園へ到着します。
西知多産業道路日長ICを降り、「新日長橋(新舞子グリーンライン)」を渡ります。駐車場も整備されており、浜開き期間や休日を除く平日は無料で利用できます。
新舞子マリンパークは、海・空・緑が調和した、誰もが自由に楽しめる海辺のレジャースポットです。家族連れ、友人同士、ペットとのお出かけなど、さまざまなスタイルで訪れることができ、四季を通じて心を癒やしてくれます。名古屋から気軽に足を運べるこの海辺の公園で、ぜひ思い思いの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。