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聚楽園

(しゅうらくえん)

歴史と自然を楽しむ公園

聚楽園は、愛知県東海市に位置する美しい公園であり、市のシンボルとして親しまれています。もともとは実業家・山田才吉が経営していた「聚楽園旅館」の敷地として誕生し、現在では「しあわせ村」として保健福祉センターや健康ふれあい交流館を含む総合施設となっています。公園内には聚楽園大仏をはじめ、紅葉の名所やさまざまなレクリエーション施設が点在し、四季折々の美しさを楽しめる場所です。

聚楽園公園 – 自然とふれあえる憩いの場

聚楽園公園は、広大な敷地を活かした多彩な施設が魅力です。園内では、美しい景色を楽しみながら散策できるほか、子ども向けの遊具施設や、落ち着いた和の空間で抹茶を楽しめる茶室など、幅広い世代に適したスポットが揃っています。

大仏の丘 – 圧巻の聚楽園大仏

高さ約18メートルを誇る聚楽園大仏は、公園の象徴的な存在です。阿弥陀如来坐像として建立され、日本最初の鉄筋コンクリート製大仏として知られています。秋の紅葉シーズンには、イロハモミジやヤマモミジなど約500本のもみじが色づき、荘厳な大仏とのコントラストが美しい風景を作り出します。毎年11月中旬には「もみじまつり」が開催され、多くの観光客が訪れます。

トリム広場 – 子どもたちに大人気の遊具施設

子ども連れの家族におすすめなのが、トリム広場です。大型のローラースライダーやアスレチック遊具が充実しており、特にカーブしながら滑り降りるローラースライダーは子どもたちに大人気です。また、じゃぶじゃぶ池もあり、夏には水遊びを楽しむことができます。

嚶鳴庵 – 伝統の茶文化を体験

公園内には、1996年に再建された茶室「嚶鳴庵(おうめいあん)」があります。ここでは、落ち着いた和の空間で抹茶と季節の和菓子を味わうことができ、心安らぐひとときを過ごせます。日本文化に触れたい方には特におすすめのスポットです。

健康ふれあい交流館 – 温泉とプールでリフレッシュ

「しあわせ村」の一部として整備された健康ふれあい交流館には、14種類の風呂と温水プールが完備されています。リラックスできる温浴施設として人気があり、健康促進を目的としたプログラムも実施されています。特に高齢者や健康志向の方におすすめの施設です。

聚楽園の歴史 – 山田才吉と聚楽園大仏の誕生

山田才吉の功績と聚楽園の開園

聚楽園は、1916年(大正5年)に実業家の山田才吉によって開園されました。才吉は、守口漬や缶詰、舶来食品などを扱う事業で成功し、名古屋を中心に多方面で活躍しました。聚楽園旅館は、才吉が経営していた名古屋の南陽館に代わる新たな観光地として開業されました。

才吉は名古屋電気鉄道(後の名古屋鉄道)に土地を寄付し、1916年に聚楽園駅を開設しました。さらに、名古屋市内から観光客を呼び込むために海水プールの建設や電気軌道の延長計画を進めました。現在でも、聚楽園駅から旅館へと続く坂道がその名残として残っています。

聚楽園大仏の建立

1927年(昭和2年)、才吉は聚楽園内に聚楽園大仏を建立しました。当時は日本最大の大仏であり、日本最初の鉄筋コンクリート製仏像として注目を集めました。大仏の前には、鉄筋モルタルで造られた仁王像(東海市指定文化財)が立ち、常香炉や大灯籠なども当時の姿をとどめています。

才吉の功績を讃える記念碑

1933年(昭和8年)、名古屋財界の有力者たちによって「山田才吉翁寿像」と「山田才吉翁頌徳碑」が建立されました。現在も大仏の横に移設されており、才吉の功績を偲ぶことができます。

聚楽園公園の整備と現在

山田才吉の没後、1938年(昭和13年)に聚楽園旅館と大仏の敷地は名古屋の企業に引き継がれました。その後、東海市が敷地を取得し、公園として整備を進めました。1983年(昭和58年)には、聚楽園大仏とその境内地が東海市指定名勝に指定されました。

1997年(平成9年)には「しあわせ村」としてリニューアルされ、健康・福祉をテーマにした公園として多くの人々に親しまれています。現在は、聚楽園大仏を中心に、自然豊かな散策路や広場、温浴施設などが整備され、地域住民や観光客にとって癒しの場となっています。

アクセス情報

まとめ

聚楽園は、歴史と自然が融合した魅力的な公園です。聚楽園大仏の壮大な姿や紅葉の美しさ、遊具や温浴施設の充実ぶりなど、多彩な魅力が詰まっています。家族連れはもちろん、歴史好きやリラックスした時間を求める方にもおすすめのスポットです。ぜひ、愛知県東海市を訪れる際には聚楽園公園へ足を運んでみてください。

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名称
聚楽園
(しゅうらくえん)

知多半島・常滑

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