面ノ木園地は、愛知県北設楽郡設楽町と豊田市との境に位置する自然公園です。標高1,240mの高地にあり、夏は涼しく、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。 天竜奥三河国定公園内に広がるこの園地には、広葉樹の原生林や高山植物が生息し、秋には紅葉、冬には霧氷の絶景が広がります。展望台からは三河地方や南アルプスの山々、津具の集落を一望できるのも魅力です。
面ノ木園地は、標高1,240mの高地に位置し、年間を通じて涼しい気候が特徴です。特に夏場は平地より気温が低く、避暑地として人気があります。 また、鎌倉時代から大天狗が棲む霊山として崇められており、神秘的な雰囲気を持つ場所でもあります。伝説によると、大天狗のもとに子天狗たちが全国から集まり、神霊や神意を修練したと伝えられています。
天狗棚や面ノ木峠周辺には、駐車場、公園、遊歩道(登山道)、展望台などが整備されており、初心者でも気軽に散策が楽しめます。 園地内には、広葉樹の原生林や湿地帯が広がり、四季折々の風景が訪れる人々を魅了します。
面ノ木園地の春は、新緑とともに美しい花々が咲き誇る季節です。特に、ミツバツツジや九輪草が見頃を迎えます。 ミツバツツジは、枝先に三枚の葉がつくことからその名がつき、紫がかったピンクの花を3~4輪ほど咲かせます。秋には紅葉するため、年間を通して楽しめる植物です。
標高が高いため、夏でも涼しく、快適な気候が続きます。都会の暑さを避け、涼しい空気の中で森林浴やハイキングを楽しむのに最適な場所です。
秋になると、広葉樹が赤や黄色に色づき、美しい紅葉が園内を彩ります。展望台や尾根から眺める紅葉の景色は格別で、多くの観光客が訪れる人気の季節です。
冬の面ノ木園地では、霧氷(むひょう)と呼ばれる氷の結晶が木々を覆い、幻想的な風景を生み出します。真っ白な霧氷と青空のコントラストは、まるで別世界のような美しさです。
かつて園内には「面ノ木ビジターセンター」があり、園内の動植物に関する展示が行われていました。 また、飲食店や土産物店も併設されており、訪れる人々にとって貴重な休憩スポットとなっていましたが、2019年(令和元年)8月31日をもって閉館しました。
住所:愛知県北設楽郡設楽町津具字高笹3-67
面ノ木園地へは、茶臼山高原道路の面ノ木インターチェンジを出てすぐの場所にあります。 道路は比較的整備されていますが、冬季は積雪や凍結の可能性があるため、スタッドレスタイヤやチェーンの準備が必要です。
最寄りの鉄道駅やバス停はなく、公共交通機関でのアクセスは困難です。 設楽町の中心部(田口地区)や豊田市の稲武地区からタクシーを利用する方法もありますが、費用がかかるため、車での訪問がおすすめです。
面ノ木園地(天狗棚)は、愛知県の大自然を満喫できる貴重なスポットです。 標高1,240mの高地に広がる豊かな自然は、春の花々、夏の涼風、秋の紅葉、冬の霧氷と、四季折々に異なる表情を見せてくれます。 展望台からの絶景や、天狗伝説の残る神秘的な雰囲気も魅力の一つです。
アクセスには車が必須となりますが、その分、手つかずの自然を存分に楽しめる穴場スポットとして訪れる価値は十分にあります。 都市の喧騒を離れ、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめの観光地です。