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六所神社(岡崎市)

(ろくしょ じんじゃ)

六所神社は、愛知県岡崎市明大寺町に鎮座する歴史ある神社です。旧社格は県社であり、多くの重要文化財を有しています。徳川家康の祖父である松平清康によって創建され、江戸幕府からの厚い保護を受けてきました。

歴史と由緒

六所神社の起源は、松平氏(後の徳川氏)発祥の地である松平郷(現在の豊田市松平町付近)にある六所神社に遡ります。そこから祭神の勧請を受け、松平清康によって岡崎に創建されました。

松平郷の六所神社は、鹽竈六所明神(鹽竈神社の六所宮の神)を勧請したもので、六柱の神を祀っていました。岡崎の六所神社はそのうち猿田彦命・塩土老翁命・事勝国勝長狭命の三神を分祀し、現在ではさらに十二柱の神々をお祀りしています。

1910年(明治43年)に町内社および境内社を合祀し、「懸社 高宮神社」と改称しましたが、1922年(大正11年)には再び「六所神社」の名に戻されました。

境内の見どころ

楼門と石段

六所神社の象徴ともいえる楼門は、極彩色の美しい造りであり、その手前にある石段は5万石以上の大名のみが登ることを許されていたと伝えられています。現在でも、その歴史を感じながら石段を登ることができます。

本殿・幣殿・拝殿

本殿・幣殿・拝殿は一体となっており、いずれも江戸時代の建築様式を色濃く残しています。3代将軍・徳川家光の命により整えられたこの社殿は、華麗な彫刻や彩色が施され、1976年(昭和51年)には日光東照宮と同じ手法で修復が行われました。平成29年(2017年)には「平成の大修復」が完了し、建立当時の美しさが蘇りました。

神供所

神供所もまた、国の重要文化財に指定されており、神事の際に神饌(しんせん)を供えるための建物として利用されています。

境内のその他の見どころ

文化財

六所神社には、多くの重要文化財が指定されています。

国指定重要文化財

これらの建造物は1935年(昭和10年)に国の重要文化財に指定されました。本殿・幣殿・拝殿は、寛永11年(1634年)から寛永13年(1636年)にかけて徳川家光の命を受けて改築され、楼門は貞享5年(1688年)に建立されたものです。

岡崎市指定有形民俗文化財

六所神社には、岡崎市指定有形民俗文化財として「六所神社絵馬群」(83点)が残されています。

ご利益

六所神社は、古くから「安産の神様」として信仰されており、安産祈願や子授けを願う参拝者が多く訪れます。また、「宝船図」や「宝袋」などの縁起物が元旦限定で授与されることから、開運や金運のパワースポットとしても知られています。

年間行事

1月
2月
3月
5月
6月
10月
11月
12月

アクセス

六所神社へは、名鉄名古屋本線「東岡崎駅」から徒歩約5分の距離にあります。交通の便もよく、気軽に参拝できる立地です。

六所神社は、徳川家ゆかりの格式高い神社として、歴史的・文化的な価値を持つ貴重な存在です。安産祈願や開運祈願を求めて、多くの参拝者が訪れるこの神社で、歴史の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
六所神社(岡崎市)
(ろくしょ じんじゃ)

岡崎・豊田・奥三河

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