豊根村は、愛知県の北東部に位置し、北設楽郡に属する村です。奥三河地方にあり、長野県や静岡県と隣接しています。16世紀までは賀茂郡(加茂郡)に属しており、現在は愛知県で最も人口の少ない自治体です。
地理
豊根村は美濃三河高原に位置し、村域の9割以上が山地です。村内には「茶臼山高原」と「大入渓谷」があり、どちらも天竜奥三河国定公園に指定されています。
東部には佐久間湖(佐久間ダムのダム湖)が広がり、村の象徴とも言える茶臼山(標高1,415m)は、長野県下伊那郡根羽村とまたがる愛知県最高峰の山です。茶臼山高原には「茶臼山高原スキー場」があり、冬はスキーを楽しむ観光客で賑わいます。
主な山
- 茶臼山(1,416m) - 愛知県の最高峰
- 萩太郎山(1,358m)
- 砦山
- 日本ケ塚山
- 八嶽山
主な河川
- 天竜川
- 大入川(天竜川の支流で村の中心部を流れる)
歴史
中世
- 平安時代 - 足助荘が成立し、後宇多院領、八条院領、大覚寺統領となりました。
- 南北朝時代 - 後醍醐天皇の孫・尹良親王が足助荘奥郷に居館を構えたという伝説があり、現在も「御所平」という地名が残っています。
- 戦国時代 - 松平清康に宇利城を奪われた熊谷実長の長男・直安がこの地に逃れ、「黒川城」を築きましたが、その後子孫は帰農しました。
近世
- 江戸時代 - 村域はすべて幕府直轄地(天領)でした。
近代
- 明治時代
- 1876年(明治9年):佐太、大谷、市原、河内の各村が合併し「富山村」が誕生。
- 1889年(明治22年):三沢、上黒川、下黒川、古真立、坂宇場の各村が合併し「豊根村」となる。
- 昭和時代
- 1955年(昭和30年):佐久間ダムの建設により、富山村の中心地区が水没。村民の約3分の1が離村。
- 平成時代
- 2005年(平成17年)11月27日:富山村を豊根村に編入。
名所・旧跡
史跡
- 黒川城跡
- 熊谷家住宅(熊谷屋敷)(国の重要文化財)
寺院
- 壱登寺(富山市原付近)
- 桂昌院(長澤山桂昌院)
- 仁親寺(滝嵓山仁親寺)
- 龍谷寺(天龍山龍谷寺)
神社
- 御池神社
- 川宇連神社(尹良親王の銅像がある)
- 熊野神社(富山地区に観音堂がある)
- 清水神社
- 津島神社
- 山住神社
観光スポット
自然
- 茶臼山高原
- 休暇村茶臼山高原
- 茶臼山 高原の美術館
- 茶臼山高原スキー場
- 恋人の聖地「芝桜の丘」
- 湯〜らんどパルとよね
- 八嶽山
- 大入渓谷
- 漆島川
- みどり湖(新豊根ダム湖)
建築
レジャー
- バンガロー村「古里とみやま」
- とよねランドオートキャンプ村
文化施設
- 生涯学習・みんなの森大学
- 豊根村民俗館
- とみやま来富館
- 豊根村教育文化センター・森遊館
温泉
文化・名物
祭事・催事
豊根村は、豊かな自然と歴史が息づく魅力的な観光地です。四季折々の風景を楽しみながら、文化や歴史に触れ、温泉やアウトドアを満喫することができます。訪れる際は、ぜひ自然の恵みを感じながら、のんびりとした時間を過ごしてみてください。