新城市は、愛知県東部に位置し、東三河地方の一部を形成する市です。豊橋市や豊川市の北に位置し、旧設楽郡の玄関口として知られています。
歴史的な名所や自然豊かな景勝地が数多く存在する観光の魅力にあふれた地域です。戦国時代の歴史が刻まれた城跡や寺社、滝や渓谷などの美しい自然、さらには祭事やイベントも多く、訪れる人々を魅了します。
新城市の主な観光スポット
- 長篠城址 - 長篠の戦いの舞台
- 鳳来寺 - 歴史ある寺院で、紅葉の名所
- 古宮城跡 - 戦国時代の重要な拠点
- 湯谷温泉 - 癒しの温泉地
- 鳳来峡 - 美しい渓谷でハイキングが楽しめる
- 本宮山 - 登山や展望スポットとして人気
名所・旧跡
主な城郭
新城市には戦国時代の歴史を感じられる城跡がいくつもあります。その中でも特に有名なのが「長篠城趾」です。
- 長篠城趾 - 国の史跡であり、日本100名城にも選ばれています。長篠の戦いの舞台として有名です。
- 亀山城趾 - 戦国時代に奥平氏が築いた城で、現在も遺構が残っています。
- 古宮城 - 市指定史跡であり、続日本100名城にも選ばれています。
- 姥ヶ懐砦(うばがふところとりで) - 武田軍の砦の一つで、長篠の戦いに関連する遺構です。
- 鳶ヶ巣山砦(とびがすやまとりで) - 長篠の戦いにおいて重要な役割を果たした砦です。
- 野田城 - 武田信玄が攻略した城として知られています。
主な寺院
歴史ある寺院も多く、新城市の精神文化を今に伝えています。
- 医王寺(いおうじ)
- 甘泉寺(かんせんじ)
- 善福寺(ぜんぷくじ)
- 鳳来寺(ほうらいじ) - 鳳来寺山の中腹にある古刹で、徳川家康誕生の伝説も残っています。
- 満光寺(まんこうじ)
- 泉龍院(せんりゅういん)
- 冨賀寺(ふがじ)
主な神社
新城市には歴史と由緒ある神社が点在しています。
- 鳳来山東照宮(ほうらいさんとうしょうぐう) - 徳川家康の生誕にゆかりのある神社です。
- 八柱神社(やはしらじんじゃ)
- 日吉神社(ひよしじんじゃ)
観光スポット
主な景勝地
新城市には豊かな自然に囲まれた景勝地が多数あります。
- 桜淵公園 - 春には美しい桜が咲き誇る公園。
- 湯谷温泉 - 美肌の湯として親しまれる温泉地。
- 馬背岩(ませいわ) - 自然の迫力を感じられる奇岩。
- 阿寺の七滝(あてらのななたき) - 日本の滝100選に選ばれた名瀑。
- 百間滝(ひゃっけんたき)
- 鳴沢の滝(なるさわのたき)
- 鮎滝(あゆたき) - 笠網漁で知られる景勝地。
- 愛知県民の森 - 自然体験が楽しめる森林公園。
- 乳岩峡(ちいわきょう)
- 長ノ山湿原(ながのやましつげん)
- 鳳来寺山(ほうらいじさん)
- 四谷の千枚田(よつやのせんまいだ) - 美しい棚田の風景。
サーキット場
モータースポーツを楽しめる施設もあります。
- モーターランド三河
- オートランド作手
- 新城ロードパーク
文化・名物
祭事・催事
新城市では伝統的な祭りやイベントが毎年開催され、多くの観光客が訪れます。
- 長篠合戦のぼりまつり
- さくらまつり
- 天王祭
- 新城納涼花火大会
- 火踊り
- 大海の放下
- 鍋づる万灯
- 笹踊り
- 三河の田楽
- 黒沢田楽
- 鳳来寺田楽
- 乗本万燈
- 新城ラリー - 2007年から2023年まで全日本ラリー選手権の一つとして開催。
- ツール・ド・新城 - 自転車レースのイベント。
名産・特産
新城市には美味しい名物や特産品がたくさんあります。
- 日本茶
- 鮎
- 鳳来牛
- 五平餅 - 味噌だれで焼き上げた郷土料理。
新城市の地理
地形
新城市は豊橋平野の北端に位置し、周囲を山々に囲まれた自然豊かな地域です。市の中央を豊川が流れ、四季折々の風景を楽しむことができます。
山地
新城市には多くの山があり、登山やハイキングを楽しむことができます。
- 宇連山(うれやま) - 新城市最高峰(標高929.4m)
- 本宮山(ほんぐうさん)
- 巴山(ともえやま)
- 鳳来寺山(ほうらいじさん)
河川
市内には豊かな水を湛える河川が流れ、地域の生活や農業に欠かせない存在となっています。
- 豊川(とよがわ)
- 宇連川(うれがわ)
- 黄柳川(つげがわ)
- 海老川(えびがわ)
- 巴川(ともえがわ)(豊川水系)
- 巴川(ともえがわ)(矢作川水系)
湖沼
新城市には美しい湖も点在し、観光スポットとしても人気があります。
- 宇連ダム - 鳳来湖
- 大島ダム - 朝霧湖
- 万福寺池
新城市の歴史
古代から中世
新城市周辺では旧石器時代の石器が発掘されており、古くから人々が生活していたことが分かっています。平安時代には設楽荘や宇利荘が成立し、室町時代には富永直郷が野田館を拠点としてこの地域を支配しました。
戦国時代
戦国時代には山家三方衆の奥平氏や菅沼氏が亀山城や長篠城を拠点に勢力を拡大しました。特に、1575年(天正3年)に行われた長篠の戦いでは、織田信長・徳川家康連合軍が武田勝頼軍を破り、歴史的な戦いの舞台となりました。
江戸時代から明治時代
江戸時代には、市域の北部(旧設楽郡)は交代寄合菅沼氏や作手藩の領地、南部(旧八名郡)は岡部藩の領地として治められました。明治時代には新城町が南設楽郡の中心地となり、行政の拠点として発展しました。
新城市の経済
農業
新城市は豊川沿いに広がる平地を活かし、農業が盛んな地域です。特に鶏(採卵用)の生産が多く、次いで野菜・米・果物の栽培が行われています。
- 三河しんしろ茶 - 市内で生産される特産品のお茶
- 八名丸さといも - 八名地区で栽培されるブランド里芋
新城市の交通
鉄道
新城市にはJR東海の飯田線が通り、主要な駅として新城駅があります。市内各地を結ぶバス路線も整備されており、公共交通の利便性が高まっています。
バス
路線バスとして豊鉄バスや新城市Sバスが運行され、地域住民や観光客の移動を支えています。
高速道路
新城市には新東名高速道路が通っており、新城ICが設置されています。また、市内には長篠設楽原PAがあり、観光地へのアクセス向上が期待されています。
新城市は自然と歴史が融合した魅力的な地域です。観光やアウトドア、歴史散策など、様々な楽しみ方ができる場所となっています。