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豊橋市 地下資源館

(とよはしし ちか しげんかん)

地下資源とエネルギーの魅力を体感できる学びの場

豊橋市地下資源館は、愛知県豊橋市大岩町に位置する、地下資源や鉱物、金属、エネルギーに関する総合的な学習施設です。この館は、一般市民や児童生徒が地下資源についての理解を深め、資源の大切さやエネルギーのあり方を楽しく学べる場として設立されました。

施設には豊橋市視聴覚教育センターも併設されており、地域における教育活動の一環として、映像資料や学習コンテンツの提供も行われています。

展示内容と施設の特徴

地球の恵みを学ぶ展示の数々

館内では、世界中から集められた美しい鉱物や鉱石、地下から採掘された金属資源のサンプルなどが数多く展示されています。また、地下資源の探査や採掘に関する技術、そして海洋開発や再生可能エネルギーについての展示も充実しており、来館者は地下資源の多様性と重要性を実感することができます。

坑道を模した入口とリアルな演出

館の入口は、かつて三重県に存在した紀州鉱山の坑道を模したユニークなデザインになっており、まるで鉱山に足を踏み入れるかのような感覚を味わえます。さらに、坑夫の人形がリアルに配置されており、当時の作業風景を臨場感たっぷりに再現しています。

鉱山鉄道の実物展示

館内には、鉱山で使用されていたバッテリーロコやナベトロなどの鉱山鉄道の車両も展示されています。これらは、資源の運搬に実際に使われていたもので、産業の歴史を学ぶうえでも貴重な資料となっています。

ユニークな外観デザイン

施設の外観は、エネルギー資源を象徴するように、2基の石油タンクを模して設計されています。この大胆な外観は訪れる人の興味を引くだけでなく、エネルギーの存在を身近に感じさせる演出にもなっています。

体験型イベントの開催

土曜日・日曜日、そして夏休み期間中には、親子で楽しめる科学実験ショーやワークショップも開催されています。光や熱、エネルギーに関する実験を通して、子どもたちが科学に興味を持ち、学びながら楽しめる工夫がされています。

施設設立の経緯と歴史

石油ショックをきっかけに高まった地下資源への関心

1973年(昭和48年)に発生した第一次石油ショックにより、世界的にエネルギー資源の重要性が再認識されました。この流れの中、豊橋市でも「将来を担う子どもたちに地下資源への関心と理解を深めてもらいたい」という声が高まりました。

設立への準備と調査

その後、1976年(昭和51年)5月26日には、豊橋市教育委員会が小中学校の教諭16名をメンバーとして、「地下資源館(仮称)設置研究委員会」を発足。委員会では、国立科学博物館や秋田大学附属鉱業博物館などを視察し、2年間にわたり調査・研究を行いました。

着工から開館まで

その調査結果を基に、1979年(昭和54年)6月には市議会に建設議案が提出され、同年7月11日、ついに工事が着工されました。そして、1980年(昭和55年)11月1日、豊橋市地下資源館は正式に開館を迎えました。建設にかかった総事業費は7億1,560万円という大規模なものでした。

利用案内

入館料と開館時間

入場料: 無料でどなたでもご自由にご見学いただけます。
開館時間: 午前9時から午後4時30分まで(最終入館は午後4時)

休館日

休館日: 毎週月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合はその翌日)および年末年始

アクセス方法

電車をご利用の場合

JR東海道本線「二川駅」から西へ約800メートル、徒歩約12分ほどで到着します。

バスをご利用の場合

豊橋駅から豊鉄バス5番乗り場「二川線」に乗車し、「岩屋公園口」停留所で下車。停留所からは約200メートル、徒歩約3分です。

おわりに

豊橋市地下資源館は、地下資源の魅力を広く伝え、子どもから大人まで学びと発見の機会を提供する施設です。科学や地球のしくみに興味を持つきっかけづくりとして、また家族で楽しめるお出かけ先として、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
豊橋市 地下資源館
(とよはしし ちか しげんかん)

豊橋・渥美半島

愛知県