永正寺は、愛知県江南市高屋町中屋舗にある臨済宗妙心寺派の寺院です。 山号は「高屋山」と称し、本尊は釈迦如来です。創立者は杉山主水、初代住職は獨秀乾才(法智普光禅師)です。 この寺院は歴史深く、地域に根ざした活動を行い、多くの人々に親しまれています。
永正寺は永正元年(1504年)、杉山主水によって創建されました。当初は「高屋庵」と称され、 杉山家の持仏堂として使われていたと考えられています。獨秀乾才(法智普光禅師)が初代住職となり、 臨済宗妙心寺派に属しました。
その後、元禄16年(1703年)に観世音像、享保5年(1720年)に普賢菩薩像が寄進され、 享保12年(1727年)には「高屋山永正寺」という山号・寺号を受けました。
永正寺はこれまでに二度の大火災に見舞われました。文化2年(1805年)と天保4年(1833年)の火災により、 多くの寺宝や建物が失われました。その後、明治24年(1891年)の濃尾地震で再び倒壊しましたが、 明治26年(1893年)に本堂や庫裡が再建されました。
昭和63年(1988年)以降、水谷大定住職のもとで山門や弘法堂、「さとりの大塔」が建立され、 地域に根ざした寺院として発展を続けています。
平成16年(2004年)に建立された山門は、開創五百年記念事業の一環として建てられました。 バリアフリー設計を取り入れ、段差をなくし、誰でも気軽に訪れることができる開放的なデザインです。
明治26年(1893年)に再建された本堂は、椅子席や冷暖房を備え、快適に過ごせる空間となっています。 さらに、4Kプロジェクターや5.1chサラウンドシステムを備え、映画鑑賞会やコンサートなども開催されています。
大正5年(1916年)に建立された鐘楼は、現在も毎日正午と夕方6時に鐘の音を響かせています。 この鐘楼は地域の人々に時を告げる役割を果たしています。
昭和60年(1985年)に建立された「さとりの大塔」には般若心経1万余巻が納められています。 彫刻家・小池郁男氏による釈尊降魔像が鎮座し、訪れる人々に深い感銘を与えています。
平成26年(2014年)に完成した「想いの滝」は、水と緑が調和する美しい庭園の一部です。 滝の流れとその音は訪れる人々に癒しを提供します。
平成16年(2004年)に完成した茶所では、イベントや婚活パーティー「良縁 寺カフェ」が開催されます。 ソフトクリームを提供する設備もあり、子どもたちが楽しめる工夫がされています。
永正寺の藤棚は江南市の花である藤が美しく咲き誇る場所です。 ベンチに腰掛け、藤の香りを楽しみながらリラックスできる空間となっています。
永正寺の墓地は、平成27年(2015年)に永代供養集合墓が完成し、参拝しやすい設計となっています。
名鉄犬山線江南駅より車で7分。名鉄バス「市民体育会館」バス停から徒歩10分でアクセス可能です。