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白山神社(春日井市二子町)

(はくさん じんじゃ)

白山神社(はくさんじんじゃ)は愛知県春日井市二子町にある神社です。この神社は、同じ市内に複数存在する同名神社との区別のため「味美白山神社」と呼ばれることもあります。境内では毎月5日、15日、25日に「5の市」と呼ばれる青空市が開かれ、多くの参拝者や観光客で賑わいます。

白山神社は、愛知県春日井市二子町に位置する神社です。地域の歴史とともに歩み、多くの参拝者に親しまれてきました。春日井市内には同名の白山神社が5つ存在するため、周辺の地名を用いて「味美白山神社」と呼ばれることがあります。この神社では、毎月5日、15日、25日に「5の市」と呼ばれる青空市が開かれ、地域住民や観光客で賑わいます。

古墳と神社の関係

白山神社は「味美白山神社古墳」の墳丘上に建てられており、周辺には二子山古墳、御旅所古墳、春日山古墳といった歴史的な古墳が点在しています。古墳の一部である周濠は、現在も池として利用されています。

由緒

1659年(万治2年)、尾張国春部郡味鋺村にあった白山神社が現在の地に遷座しました。その際、味美二子山古墳の墳丘上に鎮座していた物部神社(延喜式神名帳に記載の式内小社)が合祀され、新たに白山神社として建立されました。両神社の創建年代は不明ですが、長い歴史を持つ神社です。

歴史的背景

この地域は尾張北部最大の古墳群を抱える土地で、5世紀頃には有力な豪族が支配していたと考えられています。かつて神社から春日山(現・春日山公園)まで神輿渡御が行われていました。しかし、交通の妨げとなることから、寛永年間に神社に隣接する御旅所古墳に変更されました。また、1918年(大正7年)には春日山にあった春日神社が合祀されました。

祭神

白山神社のご祭神は以下の五柱です。

境内社

境内には以下の神々を祀る社があります。

歴史と行事

秋の大祭

秋の大祭は「御旅所祭」とも呼ばれ、250年以上の歴史を持ちます。例祭では、神輿が犬山街道を越えて春日山まで渡御されるなど、かつては非常に盛大な行事でした。

社殿の再建

現在の社殿は1914年(大正3年)の拝殿改造をはじめ、1939年(昭和14年)の本殿と祭文殿の再建など、尾張地方の典型的な建築様式を残しています。

自然と歴史を感じる神社

白山神社の境内は四季折々の自然に彩られ、春には桜が咲き誇ります。参拝者は歴史を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

味美白山神社古墳

味美白山神社古墳(あじよしはくさんじんじゃこふん)は、味美古墳群の一つとして知られる前方後円墳です。この古墳全体が白山神社の敷地内にあり、社殿が墳丘上に設置されています。墳丘の形状や出土品から、5世紀末から6世紀初頭に築造されたと推定され、1983年(昭和58年)には愛知県指定史跡に指定されました。

規模と構造

古墳の主軸は西北西70°を向き、墳長は約86メートル、後円部の直径は約48メートル、高さは約6.5〜7メートルです。前方部は幅・長さともに約48メートルで高さは約5メートル。くびれ部の幅は約30メートルで、両側に造り出しが見られます。

周濠と葺石

墳丘の周囲には馬蹄型の周濠が残存していますが、神社参道側の一部は池として利用されています。また、墳丘には葺石が残されています。主体部については未だ調査が行われていません。

出土品

かつて周濠から円筒埴輪片が発見されたと伝わります。2007年(平成19年)には初の発掘調査が行われ、墳丘北西部のテラス面で円筒埴輪5〜6基ごとに朝顔型埴輪を挟んだ埴輪列が検出されました。また、周濠から家型や人物型の形象埴輪、須恵器も出土しています。

アクセス

白山神社へのアクセスは以下の通りです。

まとめ

白山神社は地域の信仰を支える重要な存在として、多くの人々に親しまれています。古墳時代から続く歴史や由緒ある行事を通じて、地域との結びつきを今に伝えるこの神社を、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
白山神社(春日井市二子町)
(はくさん じんじゃ)

犬山・瀬戸

愛知県