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小牧宿

(こまきじゅく)

小牧宿は、上街道沿いに位置した歴史的な宿場町です。現在の愛知県小牧市中部、小牧地区にあたり、江戸時代には宿場として整備されました。かつての面影をほとんど残していませんが、宿場時代から続く寺院や神社、いくつかの史跡が点在しています。

小牧宿の歴史

移転と宿場町の整備

小牧宿はもともと小牧山の麓にありましたが、1624年(元和9年)に街道整備に伴い現在の場所へ移転しました。翌年には尾張藩初代藩主の徳川義直により小牧御殿が建設されました。

重要な年表

アクセス情報

小牧宿への最寄り駅は、名鉄小牧線の小牧駅です。駅から徒歩約5分でアクセス可能です。

小牧宿の見どころ

ポケットパーク

ポケットパークは、岸田家を訪れる人々のために整備された駐車場です。ここには小牧宿や小牧御殿、小牧代官所についての解説が書かれた立て札があります。

福禄寿石像

小牧御殿(後に小牧代官所)の時代から存在していたとされる福禄寿の石像です。

その他の見どころ

隣の宿場町

小牧宿の周辺には以下の宿場町がありました:

小牧にぎわいフェスティバル

2012年に始まった「小牧にぎわいフェスティバル」は、旧小牧宿周辺の地域活性化を目的としたイベントです。毎年3月にラピオ通り、上街道、ハナミズキ通りを中心に開催され、小牧市最大級のイベントとして知られています。

小牧御殿について

小牧御殿(こまきごてん)は、尾張徳川家の御殿(別荘)の一つです。1625年(寛永2年)、徳川義直が鷹狩りに訪れた際、庄屋の江崎善左衛門の屋敷からの眺めを気に入り、御殿を建設しました。

小牧御殿の概要

御殿の敷地は46間×51間(約2350坪)で、10畳以上の部屋が10室ありました。また、1782年(天明2年)には敷地内に小牧代官所が設置されました。

現存する遺構

現在、御殿跡地は住宅地や道路となり、遺構はほとんど残っていません。しかし、小牧山の記録によれば、御殿はかつて小牧山にあったともされています。

小牧代官所について

小牧代官所(こまきだいかんしょ)は、江戸時代に尾張国や美濃国の一部を管轄していた代官所です。天明2年(1782年)、小牧御殿の一部に設けられ、役人が常駐していました。

福禄寿石像

代官所にあった福禄寿の石像は、徳川義直が作らせたと伝えられています。この石像は現在も現存しています。

まとめ

小牧宿は上街道の宿場町として重要な役割を果たしていました。小牧御殿や代官所など、歴史的な背景を持つ施設があったことが分かります。現在では、宿場町の雰囲気は残っていませんが、史跡を巡ることで当時の風景に思いを馳せることができます。小牧にぎわいフェスティバルなどのイベントを通じて、地域の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。

Information

名称
小牧宿
(こまきじゅく)

犬山・瀬戸

愛知県