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麟慶寺

(りんけいじ)

麟慶寺は、愛知県春日井市牛山町にある臨済宗妙心寺派の寺院で、本尊に大日如来を祀っています。山号は「金牛山」で、千年以上の歴史を誇る由緒あるお寺です。

歴史

麟慶寺の起源は慶長元年(1596年)、少林山新徳寺の正雲和尚による中興開山に遡ります。かつては現在の寺より南方300メートルの「大日塚」と呼ばれる地にあり、「三台寺」と称されました。その後、「慶林庵」と名を改め、享保11年(1726年)に現在の「麟慶寺」と改号されました。

また、麟慶寺は木曽御嶽山を開いた覚明行者の菩提寺としても知られています。境内には覚明行者の墓と慰霊碑があり、江戸時代末期に建立された位牌が今も大切に保管されています。現在の本堂と庫裏は、1980年(昭和55年)に再建されたものです。

木造大日如来坐像

麟慶寺の本尊である木造大日如来坐像は、愛知県指定文化財に指定されています。この像は、金剛界大日如来を表し、密教における絶対的な根本仏として信仰されています。ほぼ等身大のこの仏像は、胸前で智拳印を結び静かに坐しています。

像は十一世紀に作られた寄木造りで、両手肘までを含む頭体部分を一材から掘り出したものです。内刳りはなく、うねりのある目や小鼻、小振りな唇などの特徴を持ち、定朝様式とは異なる作風が見られます。像底には「味岡庄片山郷三台寺」という墨書があり、歴史的な価値が高いものとされています。

文化財ナビ愛知での紹介

この木造大日如来坐像は「文化財ナビ愛知」でも紹介されており、詳細について興味のある方はぜひご覧ください。また、銘文に記された「味岡庄片山郷三台寺」は、麟慶寺の起源に深く関係しています。

覚明行者の菩提寺

麟慶寺は木曽御嶽山を開いた覚明行者の菩提寺であり、覚明霊神の慰霊碑も境内に設けられています。この慰霊碑は昭和44年に、覚明行者の遺徳を慕う信者たちによって建立されたもので、御嶽山の浄土が奉納されています。

文化財

木造大日如来坐像は春日井市指定有形文化財として、11世紀に作られた歴史ある仏像です。1980年(昭和55年)に修復が施され、現在もその美しい姿を保っています。

交通アクセス

麟慶寺へのアクセスは、名鉄小牧線「間内駅」より徒歩1分という好立地にあります。また、名古屋高速11号小牧線「小牧南出入口」から東へ約3kmの場所に位置しています。

所在地

愛知県春日井市牛山町322番地

Information

名称
麟慶寺
(りんけいじ)

犬山・瀬戸

愛知県