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昭和日常博物館

(しょうわ にちじょう はくぶつかん)

昭和日常博物館は、愛知県北名古屋市に位置する公立博物館で、正式名称は北名古屋市歴史民俗資料館です。「昭和日常博物館」という名前は、来館者に親しまれるための別称として使われています。

この博物館は1990年(平成2年)に、当時の師勝町歴史民俗資料館として開館しました。昭和時代の日常生活に関連する生活用具や玩具、風俗を収集し、保存・展示することを目的としています。さらに、年間3回の企画展示を開催するなど、多岐にわたる活動を展開しています。現在の名称は、市町村合併後に変更されたものです。

博物館の概要

昭和日常博物館は、単なる懐かしさを提供する場を超え、高齢者の記憶を呼び起こし、認知機能の向上を目指す「回想法」の取り組みを行っています。この活動は1999年の企画展示「ナツカシイってどんな気持ち」から始まりました。その後、登録有形文化財である旧加藤家住宅を利用した「回想法センター」と連携し、北名古屋市の「思い出ふれあい事業」の中心的存在となりました。

ユニークな活動と取り組み

昭和日常博物館では、収集した資料を教材として高齢者の集まりに貸し出す「思い出語りの教材」として活用しています。また、「おでかけ回想法」という取り組みでは、高齢者が介護者とともに博物館を訪れ、昭和の思い出を共有する場を提供しています。このような取り組みは、日本各地から視察者が訪れるほど注目されています。

展示内容の魅力

昭和日常博物館の展示は、多岐にわたる昭和時代の生活を再現し、訪れる人々に懐かしさと学びを提供しています。

思い出の我が家

昭和の家屋や生活風景を再現した展示では、瓦屋根や縁側、土間などが再現され、当時の生活がいきいきと伝わります。

なつかしい学用品と玩具

昭和の子どもたちが使用していたランドセル、教科書、鉛筆、めんこやちゃんばらなどが展示され、来館者に当時の生活を思い出させます。

昭和の台所と家電製品

かまどを使った炊事や、電化製品が普及し始めた昭和30年代の台所が再現されています。憧れの家電製品だった洗濯機や冷蔵庫なども展示されています。

季節ごとの暮らし

夏には団扇やたらいを使った行水、冬には火鉢や湯たんぽなど、季節ごとの生活の工夫が展示されています。これらの展示は、現代とは異なる生活様式を知る貴重な機会となっています。

昭和日常博物館の役割

昭和日常博物館は、昭和の生活文化を単に懐かしむだけでなく、資料として保存し後世に伝える重要な役割を担っています。これらの資料は、昭和時代を象徴する文化財として評価されています。

高齢者ケアへの貢献

回想法を活用した高齢者支援の活動は、他の博物館ではあまり見られないユニークな取り組みとして、多くの注目を集めています。この活動は、高齢者の記憶を呼び覚まし、地域社会とのつながりを深める役割も果たしています。

アクセス情報

昭和日常博物館へのアクセスは以下の通りです:

昭和日常博物館は、昭和の生活文化を追体験できるだけでなく、地域社会に根ざした独自の活動を行う特別な場所です。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
昭和日常博物館
(しょうわ にちじょう はくぶつかん)

犬山・瀬戸

愛知県